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判例・Q&A

Q 陣痛が痛すぎる(過強陣痛)って?

Q&A お産の途中で急に子宮の収縮が強くなりすぎることを「過強陣痛」といいます。陣痛の開始とは「子宮の収縮による規則的な腹痛が10分以内の間隔で繰り返しおこること」と定義されています。だんだんお腹の張りが強くなり、張る間隔が短くなり、10分ごとになったところで陣痛が来た、ということになります。...

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判例 不適切な分娩管理や不適切な蘇生措置により仮死状態で出生した新生児が低酸素脳症から死亡したとして440万円の慰謝料が認められた事例

判例 ①事案の概要 腹部の痛みを感じて出産間近と考えた妊婦さんは妊娠41週であった8月24日6時50分にクリニックに入院し、医師から子宮口の開き具合からまだ時間がかかるとのことで陣痛室で待機するよう指示されました。15時30分頃の内診で助産師からも生まれるのは午後10時頃になると告げられました。...

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Q 逆子の外回転術って安全?

Q&A お腹の中で胎児の頭が上にある状態のことを逆子といいます。通常であれば、赤ちゃんは頭から産道を通り抜けるため、頭は子宮口のある下を向いた状態になりますが、逆子の場合は足やお尻が子宮口の方を向いています。逆子の状態で分娩に至りますと、赤ちゃんのお尻や足が卵膜とうまく密着していないため、赤ちゃんがまだ降りてきていない状態で破水(前期破水)してしまうことや、破水時に赤ちゃんより先にへその緒が膣内に出てしまう恐れがあるなど、様々なリスクがあります。...

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Q 子宮筋腫がある妊娠は大丈夫?

Q&A 子宮筋腫は生殖年齢の女性の20~30%程度にみられる婦人科腫瘍の中でもっとも多い病態です。最近では超音波検査(エコー検査)の機械精度もあがっており、小さなものでも発見できるようになってきたため、もっとたくさんの患者がいるのではないかと考えられています。子宮筋腫とは、子宮を構成する平滑筋という筋肉の細胞が、異常増殖してできる筋肉の塊で、良性の腫瘤のことです。...

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Q 赤ちゃんの人工呼吸管理って?

Q&A 赤ちゃんにとって出生は、人生最初で最大の危機といえます。それまで胎盤を通して、お母さんから受け取っていた酸素を、自分で呼吸することによって、酸素を自分自身で取り込まなければならなくなるからです。この呼吸(胎盤循環から肺循環へ)の切替がうまくできないと最悪の場合、死んでしまうことになります。生まれたばかりの赤ちゃんのうち10%は自発呼吸開始のために刺激を必要とし、3%は人工的なバッグマスクによる陽圧呼吸を必要とします。...

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Q 赤ちゃんが黄色い(新生児黄疸(おうだん))?

Q&A 生後間もない赤ちゃんの多くには、一時的に皮膚や白目が黄色味を帯びる黄疸(おうだん)の症状が表れます。これは体内のビリルビンと呼ばれる色素の数値が上昇して皮膚の色が黄色くなるためです。一般的な新生児の黄疸を「生理的黄疸」といいます。これは赤ちゃんがお母さんのお腹の中から娩出され、お腹の外の環境に適応するための生理的な現象で特に治療する必要のないものです。...

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Q アプガースコアって?

Q&A アプガースコアは、出生時の新生児の心肺系および神経系の状態を評価し、新生児仮死の有無を判断するための目安になるスケールです。新生児仮死は出生時に呼吸循環不全を呈する症候群ですが、気道確保や保温などの適切な管理が行われないと、新生児の生命予後や神経発達障害などが発現することがあります。新生児仮死の徴候を速やかにとらえられるよう、アプガースコアは、全国的に広く用いられている指標です。...

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Q 赤ちゃんの呼吸が苦しそう(新生児呼吸窮迫症候群)

Q&A 赤ちゃんが1分間に行う呼吸数は大人より多く、40~50回といわれています。大人は通常15~20回ぐらいですので、大人よりも呼吸が速いからといって心配する必要はありません。生まれたての赤ちゃんは口で呼吸をすることが上手ではありませんので、鼻だけで呼吸をしています。 また腹式呼吸で息をしていますので、お腹が上下しているのが赤ちゃんの正常な呼吸です。...

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Q K2シロップはなぜ飲ませる必要があるの?

Q&A ケイツーシロップ(ビタミンK2シロップ剤)は赤ちゃんに起こりやすい出血を防ぐためのお薬です。 血管が傷ついたとき時、出血を止めるためには、血液を固めるために必要な物質である「ビタミンK」が不可欠です。大人は大腸の中にいる腸内細菌が作ったビタミンKが利用されるので、ビタミンK欠乏症になることはめったにありません。...

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