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判例・Q&A

Q 陣痛が痛すぎる(過強陣痛)って?

Q&A お産の途中で急に子宮の収縮が強くなりすぎることを「過強陣痛」といいます。陣痛の開始とは「子宮の収縮による規則的な腹痛が10分以内の間隔で繰り返しおこること」と定義されています。だんだんお腹の張りが強くなり、張る間隔が短くなり、10分ごとになったところで陣痛が来た、ということになります。...

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判例 陣痛促進剤の慎重投与義務および急速遂娩の実施義務に違反したことにより、新生児に障害が残ったとして1億4201万3613円の損害賠償が認められた事例

判例 ①事案の概要 妊婦さんは午前7時頃に陣痛が始まり9時30分頃クリニックに入院しました。分娩が進まず、強い痛みを訴え続けていたため、医師は21時20分頃、硬膜外麻酔(無痛分娩)を開始し、21時30分頃、陣痛促進剤アトニンの投与を始めました。その後、胎児心拍数が低下したので、医師は翌日午前1時50分~4時まで酸素投与をしました。妊婦さんは午前5時10分に排臨し、午前6時30分に発露が認められ、午前8時3分に男児を自然分娩により出産しました。...

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Q 陣痛誘発って?

Q&A 陣痛誘発とは、自然に陣痛が来る前に子宮収縮剤などを用いて、人工的に陣痛を開始させることで、分娩誘発ともいいます。自然の陣痛が弱いために、分娩の進行が停滞するときにも子宮収縮剤を使用し、この場合は分娩促進といいます。陣痛誘発は、経膣分娩が可能であり、陣痛が順調に来ないない場合に、人工的に陣痛を起して分娩を誘発することです。...

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Q メトロイリンテルって?

Q&A 出産予定日を過ぎてもなかなかお産が始まらなかったり、出産予定日を決めて分娩を行ったりする場合、人工的に陣痛を起こして分娩に繋げて行きます。こうした分娩方法を誘発分娩といい、誘発分娩には様々な処置がありますが、その一つにバルーン(風船)を入れて子宮口を開く方法があります。そのとき用いられる医療器具がメトロイリンテルと呼ばれるものです。...

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Q 赤ちゃんの通り道を広げる(頸管熟化処置)って?

Q&A 計画分娩を行う際に、赤ちゃんの通り道を人工的に広げる子宮頚管熟化処置が行われることがあります。計画分娩では入院する当日、内診を行った後、子宮口を広げるための処置としてラミナリア(海草でできている細長い綿棒のようなもの)や、メトロイリンテル(バルーン(風船)を入れて子宮口を開くもの)等の器具あります。 メトロイリンテルを最初から使用することもありますし、ラミナリア(乾燥した海藻でできた棒のような器具)や、ダイラパン(親水性ポリマーという人工素材)をまず挿入して子宮口を開く手順をとるところもあります。...

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Q 無痛分娩は安全?

Q&A 無痛分娩とは、激痛といわれるお産の痛みをやわらげながら分娩をする出産方法です。 日本以外の先進諸国では一般的に行われている方法ですが、日本では出産に占める割合は2016年時点で5.3%(日本産婦人科医会)にすぎません。...

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Q  無痛分娩ってどういうもの?

Q&A 無痛分娩とは激痛といわれるお産の痛みを、麻酔薬を使って軽減させ、出産をサポートする分娩方法です。お産の痛みは個人差がありますが、骨折の痛みなどよりも痛みは強いといわれます。この大きな痛みをやわらげ、妊婦さんの負担を軽くすることを目的に無痛分娩は行われます。無痛分娩では硬膜外麻酔が一般的に用いられますが、点滴や、ガスが用いられることもあります。...

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Q 分娩誘発って?

Q&A まだ陣痛が来ない妊婦さんに、早くお産が来るように、陣痛促進剤などを使って、人工的に陣痛がない状態から分娩へと誘導することを「分娩誘発」といいます。...

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Q 陣痛促進剤・アトニン—O®(オキシトシン)が必要だといわれたら?

Q&A オキシトシン製剤のアトニン—O®は、子宮の収縮を起こすための薬剤です。そのため、思ったように陣痛が起こらない場合や、陣痛は始まったが弱い場合(微弱陣痛)、様々な理由で陣痛が始まっていない時に人工的に陣痛を起こす必要がある場合などに、点滴することで陣痛を起こしたり、強くしたりする目的で使われます。適切に使えばお母さんにも、赤ちゃんにもメリットがあり、出産時に使われる重要な薬剤です。...

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Q 陣痛促進剤 アトニンーO(オキシトシン)の合併症は?

Q&A アトニン-O(オキシトシン)は、子宮収縮薬といわれる薬の一つです。子宮の筋肉に作用して子宮を収縮させることにより、分娩を誘発したり、子宮の出血を止めたりする作用があります。 しかし、人工的に子宮を収縮する作用がある一方、子宮の収縮が強くなりすぎることなどの副作用・合併症が起こることがあります。...

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