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【Q&A】新生児の呼吸が苦しそう(新生児呼吸窮迫症候群)

2024.03.26

富永愛法律事務所 医師・弁護士 富永 愛 です。
司法試験に合格し、弁護士事務所での経験を積んだ後、国立大医学部を卒業し医師免許を取得
外科医としての勤務を経て、医療過誤専門の法律事務所を立ち上げました。
実際に産婦人科の医療現場を経験した医師として、法律と医学の両方の視点から産科を中心とした医療問題について発信します。


新生児の呼吸が苦しそう

赤ちゃんが1分間に行う呼吸数は大人より多く、40~50回といわれています。大人は通常15~20回ぐらいですので、大人よりも呼吸が速いからといって心配する必要はありません。

しかし、新生児で1分間に60回以上呼吸をしているときは、多呼吸と考えられます。また、ゼーゼーというような呼吸や顔色が悪く苦しそう、爪や唇が紫色になるとか、なにかおかしいとと感じたらすぐに医師に相談する必要があります。

新生児呼吸窮迫症候群

肺の発達が未熟で、呼吸がうまくできない状態になることをいいます。これは赤ちゃんの肺の成長がまだ不十分で、肺サーファクタント(肺胞の表面張力を減らして膨らみやすくする化学物質)が不足していることが原因で起こる病気です。予定日より早く生まれた早産の赤ちゃんに多く見られます。

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