頭血腫 - 産科医療LABO
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頭血腫

生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が弱く、体のつくりも未熟なため、様々な病気にかかりやすいです。
また、生まれるまでの過程においても病気を発症することがあります。
ここでは、赤ちゃんに起きる、重症化すると危険な症状や、脳性まひにつながる可能性のある病気を中心に紹介します。

頭血腫

どんな病気?

頭血腫(ずけっしゅ)は、頭蓋骨の骨膜下におこる出血で、100人に1~2人の頻度で起こるといわれています。赤ちゃんの側頭部にできやすく、血液が溜まって瘤(こぶ)のようになったものです。生まれてすぐは目立たないことが多く、半日から数日経って膨らんでくることでわかります。
骨の外側とその表面の骨膜の間で出血するので、大出血には至りませんが、高ビリルビン血症(血液中に、出血した時に増えるビリルビンという成分が多くなる状態)を起こして、黄疸(黄疸のページにリンク)を増強させるリスクがあります。

なぜ起きるの?

赤ちゃんが産道を通る時に頭が引っ張られたり、外から受けた圧力によって起こります。

どんな治療を
するの?

生後1週間頃から自然吸収が始まり、数週間から数ヶ月で消滅します。そのため、治療が必要となることはほとんどないといわれています。

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